本棚いじりびより

本棚を15cmほど動かしたいがために、中身を全部取り出し棚をずらしてまた収める。
「まったく手間だなあ」とぼやきながらニヤニヤと天の埃をはらっているのだから世話ありません。
窓を全開にして作業できる陽気のうえ、久しぶりに汗をかいてフーとなったところで冷えている梨をいただいたり、なかなか気持ちのよい秋の休日を過ごせました。

十数年前に辰巳渚著『捨てる技術』を読んですぐさま、所持していたバッグの三十個ほどを捨てて以来、片付けにはわりとマニアックなほうだと思います。
(今なら「断捨離」がいちばん通り良さそうですが、この本はあまりピンと来なかった。近藤麻理恵さんや、本家『minimalism』は好きです)
ノリにノッていたある時、私は五百冊くらいの書籍を処分しました。
よく言われている通り、それで「困った」ことはその後一度もありませんでした。
しかし二度とやらないと心に誓っています。

書籍を持たないための理由が世の中にはたくさんあります。
モノに家賃を払うのはもったいないとか、必要なことは頭に入ったはずだとかフローであるべきだとか。
でももっと簡単な話でした。
本があまりないのと本がたくさんあるのと、私はどっちが好きか。
というただそれだけなのでした。
世の女性達がグリーンを飾って心を潤すと仰るのを、私は本棚でやりたいだけです。
幸い……ではまったくないけれど、収入の都合(……)で読みたいだけ購入も出来ず図書館利用も多いので、それほどハイペースで増えていきません。まだまだ余裕です。

ちなみにバッグは常に2~3個を維持しており、後悔も不満も全然ありません。
物を持たない以前に自身を見極めることが必要だったらしい。

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